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展示が変わってから、まだ行ってないや

久々に政治ネタを。

靖国神社内に併設されている資料館「遊就館」の展示内容が一部修正される予定とのリリースが入ってきました。
遊就館は以前のエントリーでも書きましたが、「太平洋戦争はアメリカの禁輸政策(つまりはルーズベルト大統領の陰謀)によってしかたなく開戦に踏み切った」というなんとも一方的な基準で太平洋戦争について説明がされています。確かにそれはある一方から見れば正しい事なんだけれど、それと対になる「侵略戦争としての太平洋戦争」「見通しの甘い軍幹部による暴走、それによる疲弊戦を強いられた」という説明がないため、とても茶番。そういったあまりにも一方的な記述が一部見直されるそうです。

え?誰に言われたかって?中国?韓国?北朝鮮?いえいえ、我が宗主アメリカから言われたんですよ。

中国に言われても、韓国に言われても何も内容の変更をしてこなかった遊就館(靖国神社)が、アメリカに言われたらシッポ振って内容書き換えるそうです。そんなの、あり?(^^;)

アメリカの一部で、僕と同じように思う人がいるらしく、「ルーズベルトの策略にはまった?こいつらは何脳みそ温かい事いってやがるんだ?」と横槍が入った。それに対して「そうでございますね、こちらの記載について改めさせていただきまする。ははぁ。」と靖国神社。「今まで中韓に色々言われても変えなかったのに、なんで今回だけ?」と質問されると、「今まで中国、韓国からは具体的な指摘がなかった。今回は具体的に歴史認識に関する指摘が入ったので、修正も視野に入れて展示内容の見直しを行うことにした」との事。
中国、韓国の皆様、もっと具体的に言えば内容直してくれるそうですよ!!ガンガン注文出しましょう!!(まぁ、正直具体的に指摘しない(もしくはできない)と思いますがね)

やっぱり、日本はアメリカの属国なのですねぇ。いやはや、はふぅ。

とりあえず、展示内容が修正されたら、また見に行って見たいと思います。

頼むから、遊就館つぶしてくれー!!おねがいだー!!

ちょっと話題を変えて、安部首相と靖国問題。

「安部首相が中韓首脳と会談」「靖国問題についてはトーンダウン」なんて聞こえてきてますけど、まぁ振り上げたこぶしの落とし所に困っていた中韓にとっては、小泉首相退陣はナイスタイミングだったんでしょう。小泉さん一人悪者にして「だってあいつ(小泉)が悪いんだもん、わしら仲良くしたいんだからさ。安部ちゃんなら分かってくれるよね?って、うちらと仲良くなれれば、安部ちゃんも日本で株アップでしょ?」って言い寄ってきてるのが見え見え。ぜひ安部さんには、このタイミングを利用して言いたいことをしっかり言ってもらいたいと思います。これでただ中韓にペコペコするだけだったら、期待外れだなぁ。

なーんて思っていたら、北のお友達が理科の実験ですよ。こりゃ第二次大戦と一緒で「経済制裁=戦争」という分かりやすい構図に乗ってしまいましたね。拉致被害者の家族会の方々には悪いのですが、これだから経済制裁、経済制裁って簡単に言って欲しくなかったんですよ。あのバカな地域(日本としては公式に国とは認めてませんね)のバカな領主は、ただの駄々っ子なんだから経済制裁なんてしたら、あっという間に戦争になだれ込ませるに決まってるじゃないですか。
ただ北朝鮮はここで最後の切ってはいけないトランプカード「核実験」を切ってしまったんですから、後戻りはできませんね。実際に核が兵器として体をなす前に北朝鮮を叩かないと、韓国と日本は放射能汚染にさらされることになりますね。すでに今の時点でも弾頭に核燃料を積んでロケットを打ち込めば、十分ダーティーボムとして有効ですけどね。
ここまで来てしまったら、靖国神社とか小さい事言ってないで、北朝鮮vsそれ以外の国で戦争するしかありませんね。私は好戦的な人間ではないですが、これだけ要素がそろっているのに、いまだに「経済制裁を」とかぬるい事言ってたら、大変な事になりますよ。少なくとも、日本・韓国・中国にとってはものすごい脅威な訳ですよ。

で、ここには集団的自衛権の話が出てくるわけですが、結論が出るのは当分先な訳で、実際戦争になだれ込んだら日本は何ができるんでしょうか?現時点で考えられるのは、陸自の日本海側への重点的配備、海自の日本海防衛、空自の待機、くらいです。対ミサイル兵器の配備も間に合わないのではないかと言われていますし、防衛しかできない(事になっている)自衛隊は守り一辺倒です。
あとは、アメリカと韓国の合同チームが北朝鮮を制圧に向かうことになり、中国・ロシアは事実上傍観するだけ。アメリカにおんぶにだっこの日本は、手も出せずお金を出すだけ。リスクばかり高い戦争な上、買っても負けても日本は多額の負債を抱えることになるといわれています。負ければ人的・経済的に大きなマイナスなのはもちろんですが、勝ったとしてもその道程では多くの死傷者が出るでしょうし、何の経済基盤も持たない北朝鮮を解放させてしまったら、後始末が大変です。隣国である韓国が事実上の引き受け先にならざるを得ませんが、韓国の経済力では北朝鮮の負の遺産の前にすぐ国庫が破綻してしまうでしょう。北朝鮮が開放されれば日本はもちろん多額の経済援助をするでしょうし、韓国経済の悪化のあおりを受け日本経済も悪化、難民の流入(違法・合法を問わず)、難民流入地域の治安悪化などとマイナス要因ばかりです。
こういった事により、上野としては正直北朝鮮は「生かさず殺さず」でひっそりとやっていってほしかったのですが、もうここまで来たら駄目ですね。第三次世界大戦にはならない(北朝鮮と共同する力を持った国がない)にしても、北朝鮮紛争くらいは十分起こりそうです。

うーん、戦争反対の反対の反対(@o@)?

奥さんと2人で今日は靖国神社に行ってきました。たまたま奥さんがネットで中国の方が靖国神社に行ったという記事を見て興味を持ったのと、僕も2度ほど行ってはいるけれどちゃんと参拝もしていないし、併設されている資料館(遊就館)も行ったことが無かったので、連休と言う事も重なって出発。

場所は総武線市ヶ谷駅から靖国通りをまっすぐ徒歩10分くらい。蒸し暑い中歩いていくと土塀が左手に見え、急に涼しくなります。木々が多いからでしょうか、神社とかお寺とかは夏涼しいですよね。ここら辺は以前勤めていた会社の近所なので、道には迷いません。

入り口に向かって歩いていくと、「みたままつり開催」の文字が。年に一度「みたままつり」といってお祭りをやっているそうで、以前に一度開催中に来たことがあるのですが、図らずとも祭りの真っ最中の参拝となりました。参道に出ると黄色のちょうちんが沢山、旧日本軍の同窓会だったり、遺族会だったり、靖国に参拝する国会議員の会なんてのもありました。以前は一番先頭のいい場所には「元総理大臣橋本龍太郎」の名前が輝いていたのですが、既に鬼籍に入られたので今年はありませんでした。


「みたままつり」会場

まだ昼間だったこともあり、それほど人は居ませんでした。中高生がちらほらと見受けられましたが、ここが何を祭っている場所なのか知ってるのかな?なんて考えてました。そんな事考えていると、雨がぽつぽつ降り出して来たので、あわてて折り畳み傘を出します。


「参道の門扉」

菊の御紋です、ディスイズ靖国


「参道から見た拝殿」

丁度拝殿の手前でお祭りのイベントの一つとして色々な人が靖国を題材に書いた灯篭が飾ってありました。一番手前に飾って会ったのは「小林よしのり」、おぼっちゃまくんが何か言っている灯篭でしたが興味ないのでパス(笑)
そのまま拝殿へ参拝を済ませます。

雨が酷くなってきたので周りを見渡すと「個人参拝受付」と書いてありました。奥さんとなんだろうね?と話していたら人のよさそうな宮司さんが居たので、「飛び込みで参拝ってできるんですか?具体的に何ができるんですか?」と質問したところ、本殿への参拝がどなたでもできます、との事だったので早速受け付けで記入。自分の名前や住所、戦没者がいる場合はその名前を書いて、玉ぐし料と一緒に提出。奥さんのおじいさんはサイパン島に向かう途中で戦死したらしい、との事だったのでおじいさんの名前を書いて、2人で2000円を玉ぐし料として提出。隣の家族は4人で1万円出してた、まぁ気持ちですから(苦笑)
ものすごい綺麗でだだっ広い待合室で待つこと15分、宮司さんに連れられて奥へ。その頃には降り出した雨が本格的になっていて土砂降り&雷ゴロゴロ。手を清めた後、本殿の手前でお払いをしてもらい、そのまま本殿へ。本殿へ通されると鏡があり、大根とかのお供え物が。奥さんは後で「本殿がちゃちかった」と言っていたけど、僕にしてみれば神道だから華美じゃないよね、シンプルでいいね、位にしか思わなかった。そのまま参拝。帰り際にお神酒をもらって参拝終了。参拝自体はとてもシンプルな神道形式(あたりまえか)で、右翼的要素は一切無し。
で参拝を済ませてもらえるのが、下の写真のお菓子(羊羹)とお札。シンプル イズ グッド。


「お菓子とお札」

と、ここまでは普通の神社への参拝。ここからが今日のメインイベント、遊就館の見学!!!


「入り口にいきなりあるゼロ戦」

フロントロビーにあるのがいきなりゼロ戦。この後ろに機関車もありました(奥さんが言うに、見る人が見れば「ああ、あれか」というような機関車だそうで。でも普通の機関車だった(苦笑))

入場券を購入してそのまま二階へ、ここから館内撮影禁止なので写真がありません。
まず二階でやっていたのが明治天皇と日露戦争を題材にした映画、長そうなのでちょっとだけ見てスルー。なぜ日露戦争をやらなければならなかったのか、その結果日露双方、それから中国、朝鮮半島にどういった被害があったかをちゃんと語らなければ茶番だよね、と奥さんに話しつつ展示室へ。

展示室は日本の鎧や日本刀を古代から江戸時代にかけて見せる部屋から始まり、江戸末期の尊皇攘夷、大政奉還、明治維新へと進みます。西南戦争など一部屋で良くまとまっていて、資料としても価値があるものが多かったです。日本近代化の歴史をコンパクトに感じるのにはもってこいでした。

で、ここから日本が日清、日露の戦争に入っていく過程が語られ軍事色が強くなっていきます。思いのほか、ロシアに対する脅威論からの中国の扱いが大きく、逆に朝鮮半島の扱いが小さかったのが印象的でした。ここら辺までは、歴史資料として客観的に見られたのですが、、、

ルーズベルト、ハルノート、といった展示が始まってからイキナリの被害者意識暴走。「大東亜戦争はルーズベルトにはめられた」「アメリカによる禁輸政策により、しかたなく開戦」といった視点で物が語られていて、「そもそも日本は悪くないのかい?」という問に対する答えは一切無し。その後は敗戦に向かう日本軍の姿が、めちゃくちゃ美化されて語られています。逆の視点は無いかね?と色々見て回るも、完全に被害者意識丸出しなので、奥さんは見ていて毒気にあてられたみたいでした。
青年兵の遺書や、サハリンで集団自決した女性の話など、本来であれば真摯に受け止めてしかるべき内容が「我々はアメリカ(ルーズベルト)の策略にはまった」というスタンスで書かれているので、全て台無し。そもそも日本が開戦しなければならなかった状況で、軍部が甘い判断で真珠湾攻撃を敢行(その点については展示では一切語られていない)、その結果引くに引けないまま消耗戦を繰り返し、莫大な犠牲を払った上で、広島、長崎への原爆投下、そして玉音放送。資料としては良いものが揃っているのに、中立たらんという気持ちが無いがために展示全体を茶番にしていました。戦没者遺族の方々のための施設だという事は分かりますが、それだけに終始してしまっていて、「結局日本が被害者です」という締めには納得がいきませんでした。
展示は吉田首相のサンフランシスコ条約の調印で終わっており、そこから先の話は一切書かれていません。第二次大戦を語るには、その後の60年を語らなければ意味はないとおもうのですが、やはりあの場所は終戦直後から時間が止まっているのでしょうか。

僕は第二次大戦前の日本の拡大路線は「世界の列強が植民地政策を取っているなか、やむなし」という考えですが、正直第二次大戦は否定します。どう考えても消耗戦にならざるを得ない状況での軍部主導による開戦、当時いた一部の良識派の戦争否定を弾圧、そのまま闇の時代へと突入。これは日本の歴史の中でも最も忌むべき問題だと思っています。その忌むべき歴史の責任を他者に押し付けて、自慰行為的に被害者意識丸出しでいても、それは滑稽でしかありません。戦後の日教組の教育による自虐史観を持てとまでは言いませんが、なぜ第二次大戦が起こったのか、それによって何を失ったのかを自分の位置から見られるようにならなければ、日本に未来はないでしょう。

改めて、当時の日本と今の北朝鮮を重ねて見てしまいました。

それからまとめとして、これからの靖国問題について。
靖国神社にA級戦犯が祭られていること自体は、僕は何も悪くないと思います。神道では人は死ぬことで全ての人が御霊となり、神として祭られるべき存在となります。その御霊には善も悪もありません。合祀、分祀問題について、いつも言っている自分の意見に簡単に触れると、御霊はろうそくの炎と比較され、一本一本の小さな炎が合祀によって「靖国」という大きなろうそくに火が移されます。一旦移された炎は、たとえ分祀したとしても「靖国」という大きな炎の「のれんわけ」にしかならず、「A級戦犯だけを分祀する」という事は宗教上不可能です。そう言った事を靖国神社は淡々と説明すれば良い訳で、諸外国(と言っても特定アジアだけですが)の妄言によって持論を翻す必要は無いわけです。
ですが遊就館は別です。あの資料館があることで靖国神社は自己矛盾をしています。「神道という日本古来の宗教を持って、日本の戦没者を英霊として祭っているだけだ」と言っていても、その同じ敷地内で「英霊は勇軍の士、アメリカの策略によって無残にも散った命」という風に第二次大戦を美化している。僕は宗教施設としての靖国神社を指示する立場から、あえて遊就館の敷地外への移設、遊就館との思想・資金的関係の根絶を訴えたい。

正直、あれじゃ韓国・中国に「靖国は日本の右傾化のメッカではない」と強く言えませんって。

靖国の 正体見たり 枯れ尾花

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